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江戸時代以前の畔の土留めか?

台風が過ぎ去り、調査は平常をとりもどしました。現在第2層(暗色層)の下面で遺構検出を行っています。
下の写真のような遺構が見つかりました。木製の杭が並び板状木製品がそれに接して並んでいます。おそらく何かの土留め施設課と思われます。板の背後には礫が並んでいる状況で、土留めした隆起部の上面に礫が敷かれていたと考えられます。形状からして道路上の施設の土留部分が見えているのではないかと思います。
時期は不明ですが、土留めの外側にあたる灰色粘土層からは近現代の遺物はみえないので、おそらく江戸時代以前なのは確実だと思われます。

この遺跡の一部には「八の坪」という地名も残り、古代条里制が敷かれていた可能性があります。過去の調査では奈良~平安時代に大規模に土地造成を行って谷部・凹部を埋めて平坦な地形をつくりだしたことがわかっています。もしかしたら、この畦道?の護岸施設は、そういった地割を構成するものかもしれません。現状ではほぼ南北方向に敷設されています。

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